データ時代にLibreOfficeを考える
最近、機械学習などでデータを扱う機会が多くなった。
自宅でもデータを扱う機会は今後さらに増えていくだろうし、世界的にもその傾向は強まるはずだ。
そこで強調しておきたいのは――LibreOfficeは「プアマンズ MS Office」ではない、ということだ。
LibreOfficeは劣っていない
「神 Excel」のような芸当は再現できないかもしれない。
しかし、もし「神 Excel」が必須だと思うのなら、むしろ良い機会として、その依存から脱却を検討してみてはどうだろうか。
本来の表計算ソフトとしての機能では、LibreOfficeはまったく引けを取らない。
Excelで感じる“不可解な制約”
Excelに慣れている人には気にならないのかもしれない。
しかし、私には理解しがたい問題が、LibreOfficeでは発生しない。
- パスが違うのに同じ名前のファイルが開けない。
 - クリップボードの癖(例:クリップボードにデータが残っていると行の挿入ができない)。
 - Undo がファイルごとに効かない。
 
バージョンアップのたびに繰り返される“改悪”
Microsoft Office では、バージョンアップのたびに大量のバグが発生し、できていたことができなくなったり、意味不明な改変が加えられたりする。
LibreOfficeでは、そうした「改悪」が少ない。
Microsoft Officeを使いながら「仕方ない」と諦めていたことが、実はメーカーとしてのMicrosoftの怠慢に過ぎなかったのだと気づかされる。
LibreOfficeは良い
LibreOfficeには、「常に進化し続けるものを使う幸せ」がある。
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